ゴルフ会員権を他の人から購入した人は、名義変更の手続きをすることが必要です。こうした手続きを完了しなければ、会員権を取得してもゴルフ場でプレーすることができなくなります。ゴルフ会員権の名義変更をするためには、まず会員権を発行しているゴルフクラブに申し込みをすることが必要です。申し込みをすれば誰でも名義を変更してもらえるとは限らず、ゴルフクラブによっては申込者を審査してから、名義を変更できるかどうか決めることもあります。
名義を変更するための審査を受けなければいけない場合には、審査のために使用する書類などを提出することが必要です。新たに会員権を取得した人に関する書類だけでなく、会員権を譲り渡した人の書類も必要になります。これらの書類などを詳しく審査して、名義変更の可否が決定されます。審査に合格すれば、ゴルフ会員権の名義を変更してもらうことが可能です。
ただし、名義を変更するためには支払わなければいけない費用がいくつかあります。名義を変更する場合に多くのゴルフクラブで必要になるのは名義書換料です。この費用は、それまで会員権を所有していた人から、新たな所有者に名義を書き換える作業をするために使用されています。名義を書き換えてもらうために支払った費用は、後で返してもらうことはできません。
名義変更をするために支払う必要がある書換料は、ゴルフ場によって大きな違いがあります。安いゴルフクラブならば、数十万円程度の料金で変更できます。