大気汚染対策にスクラバー

自動車の排気ガスや工業の煙突から立ち上る煙にはさまざまな化学物質が含まれており大気汚染の原因といわれています。この化学物質が大気中に広がると、人や動物になんらかの影響や害を及ぼしてしまう物質に変化するなどして問題となっているのです。汚染物質が大気中で強い酸性へと変化し、二酸化硫黄や窒素酸化物を含む酸性雨は生態系へ悪影響を与えたり、金属を錆びさせたり、コンクリートを溶かすなど深刻な被害をもたらします。歴史的な建造物や彫刻などの劣化の原因として問題となることも。

近年よく耳にするようになったPM2.5は大変小さな粒子で吸い込むと肺の奥深くまで入りやすく、人間の呼吸器系や循環器系などに健康被害をもたらします。中国大陸内陸部の砂漠の砂が風によって巻き上げられ偏西風にのって日本に飛来する黄砂。PM2.5同様、砂塵を吸い込むことで健康を害したり、洗濯物が汚染されるなど被害が発生します。このように大気汚染は私たちの健康や暮らしにさまざまな影響を及ぼしているのです。

スクラバーは工場から排出される汚染物質の対策として使用されている大気汚染防止装置です。湿式スクラバーや乾式スクラバーといった種類があり、この装置を使用すると有害物質を除去してクリーンな空気にします。装置の大きさや形状もさまざまでコンパクトな小型スクラバーなどもあり、排ガスに含まれる処理したい汚染物質の種類によって適切な装置を選びます。スクラバーは私たちの健康や環境を守るために必要な装置なのです。

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