排ガス処理装置、洗浄集塵装置としてのスクラバー

大気中には排ガスやホコリなどが充満しているはずです。これだけの工場や施設が国内に存在するにも関わらず、現在は昔のような公害が減少しました。それは、排ガス処理装置・洗浄集塵装置であるスクラバーの活躍によるものも少なくありません。スクラバーを簡単に説明するのであれば、処理装置タンク内部に水または薬液を加えたものを循環させ、これによって排ガスや有害物質を洗浄する装置と言えます。

水による排ガスの吸着・洗浄効果や薬液による中和効果が期待できるのです。実際、この方式は成功し現在のスクラバーの主たる原理として知られています。ただし、設置するにあたって注意しなければならない点があるのです。スクラバーは鉄やステンレス鋼、各種プラスチックで製造されていることがほとんどです。

この材料選びは大きなポイントとなります。もし、排ガスや有害物質に弱く腐食してしまう素材であれば、スクラバーに適した素材とは言えません。排ガスの性質に応じて、処理装置の素材や金属を選定することは、ひいては長い間稼働させるための大切なポイントとなります。排ガス処理装置や洗浄集塵装置を取り扱う企業では、あらかじめ排ガスの詳しい調査を行い、その上で相応しい装置を選定し提案を実施しています。

複数の処理方法が存在する処理装置ですが、取り付ければ排ガスの問題がすぐに解決するという類の問題ではありません。企業が腰を入れて取り組み、選定すべき問題と言えます。

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